【超初心者向け】VTuberを始めたい！と思った時に、わからなくて困る専門用語徹底解説

スコマガでは、VTuberを始めたい人を応援するべく、超初心者向けにVTuberの始め方を解説してきました。

この記事では、VTuberの知識ゼロだったライターが、今までの取材でわからなかった単語とその解説を一挙公開。慣れれば簡単なので、ぜひこの記事を読んで、覚えてみてください！

▼過去の記事はこちら▼

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①基本

・VTuber/Vライバー

似ているようで、VTuberとVライバーは別々の意味を持ちます。Vライバーは、バーチャルな姿でライブ配信をする配信者のことを、VTuber（Virtual Youtuber）はVライバーの中でもYouTubeで活動する人のことを指します。

・アバター/モデル

アバターとは、配信をするにあたって設定したバーチャルな姿のことを指します。モデルとは、アバターの原型となるデータのことです。モデルをつくることを「モデリング」、モデリングする人のことを「モデラー」と言います。

VTuberの使用するモデルには、一般的には「Live2D」と「3D」の二つの種類があり、Live2Dモデルを使用する場合はmocファイルをはじめとした複合ファイルを、3Dモデルを使用する場合はVRMファイルを入手する必要があります。

・限定1点/汎用モデル

既存のモデルを購入しようとすると、「限定1点」あるいは「汎用モデル」のいずれかで出品されているのを目にします。「限定1点」はその名の通り、既存のモデルでありながら、自分が購入すれば他の人は使用できないモデルです。一方、「汎用モデル」は複数の利用者を想定して出品されているモデルで、他の人と被ってしまう可能性がある代わりに、手の届きやすい価格設定になっています。

・モーションキャプチャ/トラッキング

モーションキャプチャとは、人や物の動きをトラッキング、つまりセンサーなどで追従し、動きをデータ化することです。VTuberは、そのデータをモデルに反映することで、モデルの表情や体を動かしています。

・表情差分

同じイラストをベースに描いた、さまざまな表情のテンプレートのことです。6種類ほどの表情差分を持っていると、豊かな感情表現がしやすいです。例えば、喜怒哀楽、キラキラ目、じと目、驚き顔、照れ顔、闇落ち顔、などが考えられます。これらの表情のオンオフは、その他の装飾のオンオフと共に、キーバインド（それぞれに対応するキー）を設定することで操作することができます。

・立ち絵/キービジュアル（KV）

立ち絵とは、モデルの全体像を見せるイラストのことです。背景はなく、ポーズも複雑ではないイラストが一般的です。それに対して、キービジュアルはそのキャラクターのイメージを見せるイラストのことです。

・ラフ

イラストを描く際、全体の雰囲気や構図を先に伝えるために描く下書きのことを指します。

・絵師、動画師、MIX師、など

絵を描く人を絵師、動画をつくる人を動画師、音源をミックスする人をMIX師、など、クリエイターを示す俗称です。ネット上では目にすることも多い単語ですが、公式な場では使われないことの方が多いです。

・推しマ（推しマーク）

「推しマーク」の略語で、推しを端的に示すために、ファンがSNSのユーザーネームやプロフィールに記載する絵文字のことです。別名ファンマ（ファンマーク）。一般的には絵文字を2つ組み合わせて表現します。例えば、社員の鯨野アイカさんは「鯨の絵文字」と「星の絵文字」を組み合わせています。

鯨野アイカ Twitter

・ファンネーム

ファンの総称のことです。ファンネームをつけることで、より一体感が生まれます。

・ファンアートタグ/配信タグ

ファンの投稿するファンアートや、配信の感想を見逃さないように、配信者自身が指定したハッシュタグのことです。

②ツール

・nizima

イラストやLive2Dデータの売買、オーダーメイド取引ができるLive2D公式マーケットです。

nizima：https://nizima.com/

・BOOTH

pixivと連携した創作物の総合マーケットです。配信用素材以外のものも多く売っているので、「配信用」という単語を入れて検索するのがおすすめです。個人でショップを開き、グッズを販売することもできます。

BOOTH：https://booth.pm/ja

・スコマド

配信素材専用のマーケットで、配信素材を一度にたくさん見ることができます。素材を見て、配信の企画の参考にすることもできます。

スコマド：http://sucomado.jp/

・ココナラ

イラストや動画制作、webサイト制作や音楽制作など、VTuber活動に必要な依頼全般を行うことができるサイトです。

ココナラ：https://coconala.com/

・SKIMA

VTuber活動に必要な依頼の中でも、特にイラストやロゴデザインなどの方面の依頼に強いサイトです。

SKIMA：https://skima.jp/

・VTube Studio/nizima LIVE

VTube Studioとnizima LIVEは、共にカメラに映った動きをトラッキングし、Live2Dモデルに反映することができる、モーションキャプチャソフトです。利用人数が多いのはWindowsとMacの両方で使えて機能も多いVTube Studioです。Live2D社が公式に提供するnizima LIVEもありますが、まだ使用人数は多くありません。

VTube Studio：https://denchisoft.com/

nizima LIVE：https://docs.nizima.com/promotion/nl92316/

・OBS/Streamlabs

OBSとStreamlabsは、ライブ配信を行うために必要なソフトウェアです。OBSは歴史が長く、利用者も多いので、わからないことがあっても解決しやすいという特徴があります。Streamlabsは後発のソフトで、機能が多いのが魅力なので、慣れたタイミングでOBSから移行するのも一つの選択肢です。

OBS：https://obsproject.com/ja

Streamlabs：https://streamlabs.com/ja-jp

・スコラボ

webブラウザ上で配信画面を編集できるツールです。上述したスコマドの素材をダウンロードせず、買ったまま直接使うことができます。

スコラボ：https://www.sucolab.jp

・Photoshop

Adobe社が提供する有料のソフトウェアで、写真や画像の加工・色の調整、複数画像の合成、テキストの追加や装飾などが自在に行えるツールです。同社が提供するデザインツールのIllustratorや、動画編集ツールのPremire Proもよく使われるソフトです。

Photoshop：https://www.adobe.com/jp/products/photoshop.html

・Discord

テキスト・ボイス・ビデオに対応した無料コミュニケーションアプリです。使い方はLINEやSlackとの共通点が多いですが、主に匿名でネット上の人とやり取りする時に使われることが多いツールです。

Discord：https://discord.com

③機材

・コンデンサーマイク/ダイナミックマイク

厳密な定義は異なり、見た目だけでは判断しきれませんが、一般的にはダイナミックマイクはカラオケにあるような見た目のマイクのことを、コンデンサーマイクはレコーディングに使われているような見た目のマイクのことを指します。用途に応じて王道と言われているマイクの種類があるので、今後スコマガで紹介していきます！

・オーディオインターフェイス

マイクや楽器をパソコンに繋ぐための機器です。マイクを直接パソコンにつなげる方法もありますが、オーディオインターフェイスを介すことでノイズを軽減したり、ループバック機能付きのものはBGMを流しながら話している音声を配信したりすることができます。

・キャプチャーボード（キャプボ）

Switch・PS4・PS5といったゲーム機の映像を、パソコンに映すことのできる機器です。パススルー端子のついているものを選ぶと、遅延の少ないゲーム機本体やモニターを見ながら快適にゲームをすることができます。

まとめ

VTuberを始める時に出会う可能性の高い専門用語をここまでまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。

配信にはさまざまな技術が用いられており、それに伴って覚えるものも多いと感じる人もいるかもしれません。この記事を参考にしながら、実際にツールや機材を使用してみてください！

そして、今後もスコマガでは、VTuberになりたい初心者向けの記事を続々とリリースしていく予定です。ぜひチェックしてください！